約 332,346 件
https://w.atwiki.jp/kaldas-h/pages/18.html
本編にあまり関係の無いお話。 夢の泉の物語 前編後編 待ちぼうけ(メテオス注意) 君ノ声 大噴火 追憶 出会い いつか君に届く歌 持てない花束 輝く花束 匣 その1.その2.その3.その4.その5 守ろうとした者 お菓子な大騒動
https://w.atwiki.jp/mioritsu/pages/144.html
学校帰りにふと立ち寄ったレンタルビデオ店で借りたのは、年始めに話題になった洋画。内容はありがちなラブストーリーで、その手の映画が苦手と公言する律はやれ芝居がくさいとかなんとかいちいち茶々を入れていた。 ありがちではあったが、それでも泣きどころはしっかり抑えられていて、ラストシーンも近づいてくるころには私は号泣していたり。それを気配で感じとったのか、律は私の肩を抱いて身体を支えてくれていた。 エンドロールを眺めながら、さて感想でも聞こうかと律に顔を向ける。 「やっぱり、ディカプ、……」 「っ……」 目に涙を溜めながら、唇を噛んで嗚咽を抑える律の姿を見た私は、主演俳優の名前を途中で飲み込んだ。 こちらへ振り向いた律が、 「へへっ、泣き虫澪」 ニヤリと笑うと、押し出された涙が頬を伝う。 「自分だって、泣いてるくせに」 「だから言っただろ?苦手だってさ」 そう言って自分より先に私の頬を拭う律。涙を浮かべたその笑顔を不覚にも“良いな”と思ってしまったり。 これで200円は安い。また行こうかな、ゲ○。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/akane_nako/pages/70.html
神戸マイガーデンズシティ 作品 未定 未定 未定
https://w.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/pages/1888.html
https://w.atwiki.jp/mioritsu/pages/177.html
投稿日:2010/01/06(水) 05 30 20 今にも地面に落ちてきそうなほど大きく黒い雲が、街の光を際立たせる 不安を煽り、寂しさを誘うような、そんな空の色 ふと、携帯を見る 自然と指が動き、映し出される君の名前と電話番号 君に会いたい、君の声を聞きたい 同じ気持ちで、君はいてくれているかな、いてくれたらいいな 針の穴に通すような気持ちで、指をボタンにあてがう 光を放ち、鼓動を早めた 君と同じ形をした、声と思いを届ける機械 それが私の声を求め震えていた 私がこの世で一番大好きな四つの漢字が映し出された画面 心の中のキャンドルに灯されたあかりが放っていた行き場の無い熱 それが私の胸を内側から叩き付けた とりとめなく、君への思いを書き連ねていた私の手が 君の声を聞きたいと、その機械に覆い被さる 「律ー!」 「おー、来たか澪」 毎日が、君との出逢い 「なんだよ急に呼び出してー」 「へへ、暇してるんじゃないかと思ってなー」 毎日が、君との別れ 「じゃあどこに行く?」 「そうだなー・・・・あ、澪。」 365日 「え?」 「・・・・空」 重く重く、私たちを覆っていた 遠い空の綿菓子が 私たちの町に剥がれて落ちた 「うわー、どうりで寒いと思ったよー」 「律・・・どうする?とりあえずどこかお店入る?」 「うん・・・でも、少しだけ・・・見てよ。」 「・・・・・そうだな。」 私たちを押し潰すように広がった暗闇が、今度は私たちを包み込む 私たちを囲む、白い輝き。吐く息までもが私たちを照らし出した 「律・・・・」 「ん?」 君の右手が、私の左手が その光に目がくらみ、道に迷わないように 互いを抱きしめた 「じゃ、いこっか。」 「うん・・・」 聞こえてくる 流れてくる 君をめぐる想いのすべて 365日の、言葉を持たぬラブレター 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mioritsu/pages/121.html
「澪、もしかしてスランプ?」 二人だけの帰り道になった途端律が突然切り出した。 「な、なんだよ。急に」 「いやさー、最近演奏しててもなんか納得がいかない顔してるしさ」 うわ。そんなにでてたのかな。 「・・・CDとか楽譜読んでるとさ、私はまだまだだなあって。 いろいろ取り入れてみようと思うんだけどさ・・・うん・・・」 「ふーん」 てくてく。てくてく。 「あっ! そうだなっ、うんっ。ドラムやってみなよ!」 なんでそうなる。 「そんな顔するなよぅ。同じリズム隊だからなんかつかめるかもしんないよ? 景色変われば違うものが見えるかもっていうしさ。 本格的にやるんじゃなくて、みんなの演奏テープを聴きながらドラムを適当に叩くだけだよ」 なるほど。律の意見がすんなり納得できるのはなんかくやしいけど。すぐにできそうだし、何より自分じゃいい考えが思いつかなかったから。 ジャーン♪ 「・・・っと。ねえ、みおちゃん、ベースのアレンジ変えた?」 ギクッ! さ、さすが唯。 「そ、そんなにヘンだったかな?」 「うーん。最近は迷子みたいだったけど」 ガクッ 「でもね」 「いつも背中を支えてくれてた人が、今日は手をひっぱって導いてくれてるかんじだったー」 「あ、わかります、それ。今日すごく弾きやすかったですもん!」 そういえば、いつも律のドラムで盛り上がるからつい・・・。 「私は最近の澪ちゃんのベースも好きだったよ」 「む、ムギ?」 「だって自分の作曲した曲がいろんな顔を見せてくれるんだもん。こんなにうれしいことないよ」 み、みんな気付いてたのか。恥ずかしい・・・! 真っ赤な顔を慌ててそらした拍子に目があった律はにっこり微笑んでいた。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mioritsu/pages/112.html
合宿の夜、みんなが寝静まった頃私は目を覚ました。 (トイレ行きたくなっちゃった。でも、一人じゃ怖いな)ソワソワ (みんな寝ちゃってるし、起こすのも悪いよな・・・一人で頑張ろう) 暫く悩んだ後、のそのそと布団から這い出て、ドアを開けた。 ガチャ 「んっ、ふぁぁ、澪?」 「ひゃっ!りっ律か。起こしちゃったか?」 「ん〜ん、大丈夫。それよりどこ行くんだ?」 「トイレだよ」 「待って、私も行く」 起こしちゃったのは悪いけど、正直律が一緒に来てくれてよかった。 「みおしゃん一人じゃ怖かったんじゃない?」 「そっそんな事ないよ」 「そっか。まっ、今は私もいるし大丈夫だって」 「怖くないってば」 こいつには何でも見透かされてしまう。 そそくさと用を足し、部屋へ戻ろうとする。 「あぁ、なんか目冴えちゃったね」 「だな」 「ちょっと喋ってようよ」 「そうだな」 みんなを起こさないようにリビングで話す事にした。 ソファにもたれかかり他愛のない話をしているといつの間にか寝ていたようだ。 まだ目が開かないが、朝だって事はわかる。 近くで話し声がする。 どうやら聴覚は目覚めているようだ。 唯「あっ、りっちゃんと澪ちゃん寄り添って寝てるぅ」 紬「夜中に二人だけ抜け出して何が!?」パシャパシャ 梓「別に何もないと思いますけど・・・・」 紬「そんな夢のない事言っちゃだめよ!!!」ポタポタ 梓「どんな夢を見てるんですか・・・・?」 (あぁ、今起きると厄介だな。もう少し寝てよう。) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mioritsu/pages/116.html
「うわ、律、顔色悪いぞ……?」 そう言って澪が顔を覗き込んでくる。 澪は心配そうに眉を下げると、そのまま左手の指先でそっとあたしの頬に触れた。 ひやりと冷たい指先。熱を持った頬には心地良い。 「んー……生理痛……」 「あ、そうなんだ……平気?」 「……じゃない」 「……だよな。顔が真っ青だもん。ほら、律」 名前を呼ばれたかと思うと、突然澪の腕が肩に回され、そのままグイ、と抱き寄せられる。 必然的に澪の肩に頭を預けるような体勢になったあたしは驚いて顔を上げると、 「どしたの、急に」 「しんどいんだろ? もたれてていいよ」 「…………」 「薬は飲んだ? 何かして欲しいことある?」 「…………」 「なんだよ、さっきからじっと見て」 「……へへ」 ずきんずきんと鈍い痛みを抱きかかえながら、不思議そうに首を傾げる澪を見て思わず笑ってしまった。 「あのね、澪」 「なに」 「痛いのはヤだけど、澪が優しくしてくれるからたまにはいいよね」 「……ばか。こっちはしんどそうな律見てるのすっごく辛いんだからな」 さらっと超がつくほどに嬉しい言葉を言ってのけると、澪はあたしの頭を抱え込む。 おでこに感じる澪の体温。 目を閉じると、穏やかな澪の鼓動が響いて、なぜだか妙に安心してしまった。 「澪」 「うん?」 「あのさ、澪にして欲しいこと、あるんだけど」 「いいよ、言ってみな」 「 」 パターンA 「お腹さすっててくれない?」 「暖めたほうがいいっていうもんな」 「うん、それに」 「それに?」 「澪の手、好き」 「!」 「あは、澪真っ赤っか」 「うううう、うるさい!」 パターンB 「頭撫でてほしいんだ」 「あ、頭?お腹とかじゃなく?」 「うん・・澪に頭撫でられるとすっげー落ち着く」 「そ・・っか。うん、わかった」 パターンC 「き・・キス、してくれないか?」 「え、な・・おまっ・・急に何を」 「いや、あの、その、なんというか・・・ダメ?」 「・・・特別、だからな」 ※こちらは合作になります 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mioritsu/pages/182.html
投稿日:2010/01/21(木) 21 26 09 ここ・・・どこだっけ 見慣れない天井 少し痛い背中 聞こえてくるいくつかの寝息 ああ・・・唯の家だ。ライブの後結局泊まったんだっけ・・・ あれ、毛布かけてある。憂ちゃんかな・・・ほんとに出来た子だ 寝ぼけ眼で横を見ると、見慣れた少女がおとなしく寝息を立てていた その寝顔に眠りにつく前の出来事を思い出す 澪に面と向かって「ありがとう」だなんて言われるの初めてだもんなあ・・・ ついつい恥ずかしくなってその発言を受け流してしまった 本当は、私も伝えたかった …今で良いかな・・・ちょっとずるいかな …でもやっぱり起きてるときじゃこっぱずかしくて言えなさそうだ 今しかないな 私も、今年・・・いや、去年か。 去年は本当に楽しい一年だったよ。 新入部員も入った・・・二回目の合宿にも行った 風邪を引いてみんなに迷惑をかけた・・・そんなみんなと一緒に音を奏でられた 君の歌詞をラブレターと勘違いしたりもした 昨日、また大好きな皆と大好きな音楽を奏でた …そして、君から何よりも素敵な言葉をもらえた 全てが、最高の思い出 唯・・・ムギ、梓。さわちゃんに和・・・憂ちゃんも、ありがとう ……んでもって 「澪・・・大好き」 今年もよろしくね! 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/namata-kame/pages/134.html
目の前にはたっくさんのチョコ‥‥もちろん娘。メンバーから。 今年はモーニング娘。としては最後だからか、あの田中っちまで用意してくれてて嬉しかったんだけどね。 でも1個だけ‥‥ 怖いくらい真剣な目付きで衣梨奈は本気ですからって、女の子に渡されてもねえ。 これを私にどうしろと‥‥ カメもカメよ、みんなの前だからってあんなに演技しなくってもさぁ。 大体春ツァーまで3日だよ、入れ替わったままだとコンサートに出れないんだからね。 私の最後のコンサートなのに出れないんだよ、生田はわかってんの? それにあんな大変なオーデション勝ち抜いてモーニング娘。に入ったのにさ、 1年でコンサートに出られなくなるなんて生田が可哀想すぎるじゃない。 そんな事考えてたら見た目生田のカメが前に座ったの。 カメとは付き合いが長いからね、私がなに考えてるかはお見通しみたい。 顔が怖いっていうの。って言ってもしょうがないじゃないって思って気が付いたんだ。 そうなんだよね私より2人の方がずうっと辛くて不安なんだよね‥‥ たった一人わかってあげられる私が元気づけてあげなきゃって。 生田‥‥生田の分までコンサート頑張るからね、それにあなたの気持ち大切にするからね。 そう呟いたら‥‥前のカメが急に泣き出して 「新垣さんがウエッ衣梨奈のことグスッ大切にしてくれっるって言ったっちゃ」 うえっ?なに?どういうこと? えっ昨夜? 2人で気を失ったら元に戻るかもって? 2人で?逝っちゃうまでやったの? そうしたら?元に戻ってたですってええええっ? じゃぁ、あの真剣な生田は本物‥‥ あっこら、生田抱きつくんじゃな‥‥ んっ‥あ、あんっダメだったら ひゃうっ‥か、感じちゃうよぉ‥‥ 夜、夜まで待っ‥ ああんっ、いっ逝っちゃううっ はぁはぁ‥‥なんかさぁ元に戻れてよかったのかしら?